読書の一文を通して人生の棚卸しと改善

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それで、君はどんな思いやりを持って仕事に望んでいるかね?

それで、君はどんな思いやりを持って仕事に望んでいるかね?
君や君の部下たちの心にはどんな強い思いがあるかね?
 
 
仕事は楽しいかねは、外国での仕事環境が題材になっているため
日本とは大きく違う部分があると思う。
 
また、同じような環境が日本にもあるのかもしれないが、
わたしが働いている環境をもとに考えるとかな無理があるといわざるを得ない。
 
なぜなら、配属される部下の情報をほとんど知らないで、
一緒に働くことになる。
 
配属される部下が、どのような思いをもってこの仕事を選んだかなんて
しらされることはなく、ただただ教育するように言われる。
 
この状態で、どのようにして優秀な部下に出会うことができるだろうか。
 

 

正直この本のタイトルが悪いと言わざる得ない。
 
この本のサブタイトルは、THE GIFTED BOSS である。
日本語に訳すと、才能のある上司となる。
 
仕事はたのしいかね?を読んで、続編と思い読んだため
1回読んだときは全く何が言いたいかがりかいできなかった。
 
才能のある上司、才能のある部下=仕事が楽しい
の関係性がまったく理解できなかった。
 
この本は、語り手「マックス」が同じだけであり、
本当に仕事に楽しみを見出したい人からすれば検討違いな本である。
 
 
しかし、才能のある上司、才能のある部下とのつながり、
関わり方の本だと意識して読むのであれば非常に優れた本だと思う。
 
 
 
それで、君はどんな思いやりを持って仕事に望んでいるかね?
君や君の部下たちの心にはどんな強い思いがあるかね?
 
現状でも、同じ環境で働く部下にどんな思いをもって仕事に望んでいるのか、
お客様にたいして、どんな思いやりを、貢献を示すことができるかを
ともに考えることで、一緒に働いている部下、上司の意識が変わっていく。
 
ただ、お金がほしいから働いているのか、
私の仕事を通して、お客様をもっとよくしたいと思って働くのか、
この考えた方を共有できたらなら、間違いなく仕事は楽しくなってくる。
 
 
今一緒に働いている人と、どんなつながりを持ち、信頼し信頼される関係を作るには、
あなたが、仕事に対してどんな思いをもっているのか、もう一度思い出して見るのがいい。
 

仕事は楽しいかね?2

単行本(ソフトカバー) –2002/7/26

デイル ドーテン (著)